Dynamite!!2008 感想①

2009年1月3日 17:53

ミノワマンvsエロジマン
毎年恒例ミノワマンの無差別級挑戦。
ジマーマンの鋭い打撃にヒヤッとしつつもミノワマンの完勝。
内容、結果ともに最高の結末。

K-1甲子園
4選手とも個性があり、技術、闘争心の素晴らしさにびびった。
将来MAXに出るのか、下の階級になるのかわからないが未来のK-1は明るい。
脳にダメージが残らないようにじっくり成長して欲しい。
嶋田選手のお姉さんのかわいさは芸能関係者が目をつけそう。

佐藤vsキシェンコ
佐藤のローキックがバシバシ入っていたが、判定はパンチをよりヒットさせたキシェンコに軍配。
キシェンコは試合の度にどんどん強くなっていってる気がする。

所vs中村
煽りVの中村の「公園の水なんて所選手は飲まないですよね」が面白かった。
激しい腕十字の取り合いは圧巻だった。
所選手は色物対決と見られたくない為、坂口征夫との対戦を断り
結果として負けてしまったが、僕の中でまた大きく株が上がった。

坂口征夫vsアンディ・オロゴン
七光り対決だが、お互いただのタレント以上の力は見せたと思う。
セコンドの憲二は絵になる。でボビーは?

キン肉万太郎vsボブサップ
素顔バレバレのキン肉マスクで登場。ミート君もなんか怖い。
マスクがずれて負けとか、つっこみ所が多すぎてもうなにがなんだか。

続く


年末年始の楽しみなカードBEST10

2008年12月27日 17:10

DYNAMITE!!の発表カードに対する賛否両論の熱さに幸せを感じる今日この頃、
個人的な年末年始の楽しみな試合BEST10を勝手に発表してみる。

1、桜庭和志vs田村潔司(DYNAMITE!!勇気のチカラ2008)
 PRIDEでも実現できなかった因縁の対決。
 この試合がついに観れることに大きな幸せを感じる。

2、ヴァンダレイ・シウバvsクイントン・ランペ イジ・ジャクソン(UFC92)
 過去2度の名勝負はPRIDEの中でも最高の試合の一つだ。
 場所と立場の変わった3回目。観ないわけにはいかない。
 ちなみにこの試合の為にWOWWOWに加入した。

3、五味隆典vs北岡悟(戦極の乱2009)
 登り調子の北岡と世界から狙われる立場だったが黄色信号点灯中の五味の試合。
 どちらにとっても格闘技人生を大きく左右する一戦。
 でも五味はこんなところで終わるような選手じゃないはずだ。

4、青木真也vsエディ・アルバレス(DYNAMITE!!勇気のチカラ2008)
 どっちが勝っても全然おかしくない。究極カード。
 青木にはアルバレス越えを果たしてUFCへ殴り込んで欲しい。

5、ミルコ・クロコップvsチェ・ホンマン(DYNAMITE!!勇気のチカラ2008)
 チェ・ホンマンの総合での強さは未知だが、K-1で鍛えた打撃能力とモンゴル相撲で培った腰の強さがあるので、ミルコ危うしと思ってしまう。ひょっとしてミルコの関節技が見れるのかな?

6、岡見勇信vsディーン・リスター(UFC92)
 UFCで最も活躍している日本人である岡見。
 とりあえず岡見に勝って欲しい。
 そしていずれ日本人初のUFCのベルトを巻いてくれ!

7、佐藤嘉洋vsアルトゥール・キシェンコ(DYNAMITE!!勇気のチカラ2008)
 魔裟斗にダウンを奪いながら惜しくも破れた選手同士の試合。
 間違いなく名勝負になる予感。

8、ヨアキム・ハンセンvsJZカルバン(DYNAMITE!!勇気のチカラ2008)
 DREAM王者とHEROS王者、どっちが強いんだろう。
 JZが勝ったらライト級はますます混沌としてくるなあ。

9、三崎和雄vsジョルジ・サンチアゴ(戦極の乱2009)
 サンチアゴは強いが、ゲガールムサシほどの強さはまだ見せていないと思う。
 三崎に勝てれば本物だろうが、そうはいかない。

10、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvsフランク・ミア(UFC92)
 ノゲイラ有利の下馬評だが、そんなこと聞くとどきどきしちゃうぜ。


次点、ボブサップvsキン肉万太郎(DYNAMITE!!勇気のチカラ2008)
 まさかキン肉万太郎がボブサップと実際に対戦するなんて夢にも思いませんでした。
 この対戦を考えた人は馬鹿の天才だと思う。


他にもグリフィンvsエヴァンスや吉田vs菊田、中尾“KISS”芳広vsアントニオ・シウバ、所vs中村も楽しみだし、キングモー、光岡、川尻武田、ムサシ対決、今年の正月は格闘技でお腹いっぱい。

それでは皆様、良いお年を。


K-1GP2008、セーム・シュルトとバダ・ハリについて

2008年12月8日 20:34

今回、絶対王者セーム・シュルトがトーナメントから外れたことにより、スピード感溢れる好試合の連続。
面白いK-1GPが復活した。

以前のエントリーでK-1側のシュルトに対する不当な扱いについて異を唱えたが、
それは間違いだったと認めざるを得ない。
シュルトの居場所はK-1には無いかもしれない。

一方、一年の集大成であるGP決勝で倒れた相手に加撃という、
前代未聞の反則をしてしまったバダ・ハリ。
ネット上にはバダ・ハリを非難する意見と
立ち上がらなかったレミーを非難する意見と両方見受けられ、
僕にはどちらも同意できる。

レミーは起き上がらなければ賞金40万ドルが手に入る状況では無理もないが、
できれば立ち上がって戦って欲しかった。
また、ルールを守れないバダ・ハリには然るべき処分を下さなければ、
今後のK-1の発展は望めないであろう。

ただ、圧倒的スピードと打たれ弱さを併せ持つバダ・ハリの試合は、
他のK-1ファイターに比べて断然面白い。

つまり、K-1をスポーツとして捉えるなら、シュルトは必要で、バダ・ハリは永久追放。
でも興行の良し悪しで捉えるなら、
バダ・ハリは絶対必要で、シュルトは強すぎるからいらない。

K-1は、今後どうあるべきか。
一ファンとして勝手に悩ましく思ったりする。


ミルコとアリスター

2008年12月2日 21:15

ミルコ・クロコップとアリスター・オーフレイムの舌戦が相変わらず繰り広げられている。

「大晦日にこの再戦が実現するかどうかはミルコ次第」「今度は膝蹴りを使わない。金的という言い逃れをさせずに勝つ」と吼えるアリスター。

対しミルコは「他の選手との試合のオファーがきている」と及び腰。

ミルコ陣営にとっては、まずは調子の大きく崩したミルコの勢いを取り戻してもらうことが先決。もし大晦日にアリスターとの再戦を行った場合、そのままミルコの価値が完全に失墜してしまう可能性は高い。

そう考えると、ミルコが大晦日に日本人やK-1ファイターなど知名度の高い選手とのビッグマッチを行うのが、妥当な選択であろう。

でも周りの制止を振り切って「アリスターと戦う」
というなら、僕はミルコを死ぬほど応援する。


桜庭vs田村について

2008年11月29日 11:27

桜庭vs田村の
立会い人として“高田延彦”が必要だ。

去年初の大晦日地上派放送であったハッスルにエネルギーを注いでいた高田延彦は、
我々PRIDEファンの為に、自身のPRIDEへのケジメの為に、
「やれんのか?」の統括本部長を引き受けた。

それ以降、高田はDREAMとも戦極とも完全に距離を置いている。
桜庭田村戦の決定後も、依然沈黙を守ったままだ。

自分なりに、この試合について色々なことを考えている。
しかし、余りに多くの視点から観ることができすぎて、頭の中が整理しきれない。
PRIDEのこと、Uのこと、お互いの生き様、
今試合をする意味、榊原氏の思い、などなど。
僕には受け止めきれない。重すぎて。

立会い人として“高田延彦”が必要だ。
彼がいたときに初めて、この試合後に二人に男の物語が完結できるのではないか。
そんな気がする。




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