2008年10月22日 13:10
遅ればせながら
地上波で9/27開催のCAGE FORCE08を観た。
放送されたどの試合も面白かったが、
特に興味深かったのがフェザー級トーナメント準決勝2試合でそれぞれ勝利した
ウィッキー聡生と星野勇二。
ウィッキー聡生は
ノーガードで小島よしお的な動きをしながら、
時折放つ、強烈なキックとカウンターの右フック。
絵の才能もあるなど、強烈な個性にひきつけられる。
星野勇二は全ての局面でスピードとテクニックで
山崎剛を圧倒して完勝。
今、まさに油の乗り切った実力者だと感じた。
この2人で12/6に行われる決勝も俄然楽しみになってきた。
彼らに、山本KID、所英男、今成正和ら同階級の有名選手たちと、
もしDREAMの舞台で熱い戦いを繰り広げて貰えれば、さらに格闘技は盛り上がりそうだ。
2008年10月12日 11:53
石井慧が10月7日の会見で、
3月の卒業後までプロ格闘家に転向するか柔道を続けるかゆっくり考える、と発言した。
個人的には柔道にこれだけの才能を持った選手なのだから、
柔道を続けてロンドン五輪でもメダルを取って欲しい、と思う。
きっと多くの人がそう思っているはずだ。
一方で総合格闘技ファンとして総合の試合も当然観たいが。
ただ、石井慧が卒業後に総合格闘技に未練を残したまま柔道を続けたとして、
果たして金メダルが取れるだろうかというと疑問が残る。
柔術の練習を取り入れることで金メダルを取った石井にとって、
総合格闘技の試合をすることは、
柔道にとっても大きなプラスになることは間違いない。
もし石井が金メダルを取っていなければ、
今回の北京で金メダルが激減した柔道がどれだけマスコミに叩かれていたか。
柔道関係者は想像したことがあるのだろうか。
全日本柔道連盟が、柔道家のプロ格闘技活動を禁止するのは間違っている。
柔道は変わらなければならない。